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大沼から八幡平温泉のホテルまでは雨の中。ホテルでやっている星空観察会も中止でした。
でも翌朝には晴れ間がのぞいていました。
八幡平の山の中には地熱発電所から上がる水蒸気が見えます。
ここから一路十和田湖を目指します。出発して間もなくバスの車窓から見えた川。北上川の支流です。延々と岩手県、宮城県を流れて太平洋に注ぎます。
分水界という言葉をご存知ですか?降った雨がそこを境に違う方向に流れて違う海に注ぐ境界を言います。私は子供の頃から地理が好きで分水界にも心躍ります。
そんな私ですから添乗員さんが、下に見える川は米代川ですとアナウンスされた時には???となりました。
私は岩手県と秋田県の県境は分水界になっていると思っていたからです。米代川って能代から日本海に注ぐ川だろう、ここはまだ岩手県じゃないか。
スマホを出してマップを見ました。確かに八幡平市の北西の端に米代川の最上流部があるのですね。これでまた一つ賢くなった。でも大部分の人にとってはどうでもいいことですけど。