（94/815） 亀岡市は京都市の西隣、一山越えた盆地にあります。明智光秀が丹波攻略・統治の拠点として亀山城と町を築き、後には織田信長を本能寺で討つ際の出発地になった所です。 亀山城は江戸時代初期に大改修され光秀時代とは違ったものになっていますが…

（93/815） 長岡京市は京都市の南西にあり、その名の通り長岡京があった所です。 長岡京は桓武天皇の勅命により784年に、平城京（奈良）から遷都して造営されました。新しい都の第一条件は「物資の運搬に便利な大きな川がある場所」で、桂川や宇治川などの合…

(92/815) 岡山に行く途中で三木サービスエリアに寄りました。当時山陽自動車道下り線が赤穂の近くのトンネル火災事故で通れなくなっていたので、途中から一般道に降りる前にここで休憩しました。 三木市は兵庫県中南部にあり、東経135度の日本標準時子午線が…

（91/815） 岡山には家内の姉がいて、時々家内の供をして訪ねます。 住んでいるのは郊外で、近くを百間川が流れています。百間川は江戸時代初期に造られた旭川の放水路で、幅が百間(180m)あったのでこう名付けられたそうです。岡山の城下町を旭川の氾濫から…

（90/815） 赤磐市は岡山市の北東隣にある市です。どこに行こうか迷いましたがサッポロビール岡山ワイナリーに行くことにしました。岡山にはワインの産地というイメージはありませんが、岡山県は全国３位のブドウの産地ですからワイナリーがいくつもあるそう…

（89/815） 瀬戸内市と聞くとおそらく皆さん瀬戸内海を連想されると思います。瀬戸内市にはもちろん美しい瀬戸内海の海岸があるのですが、それ以外に長船（おさふね）という日本有数の日本刀の里がある市でもあります。この旅ではその長船にある長船刀剣博物…

（88/815） 備前市は岡山県瀬戸内海沿岸の一番東にあります。珍しく車で岡山に行く機会があったので、行きたいと思いながら電車では行きにくかった閑谷学校に寄ることにしました。 閑谷学校は江戸時代初期に岡山藩主池田光政によって開かれた、日本最古の庶…

（87/815） この旅の最後は大野市。 大野市では越前大野城に行くことにしていました。しかし城を見上げて少し迷いました。この城は歩いて上るしかないのですが思っていた以上の高さです。この日はすでに15000歩以上歩いていました。でも行くことにしました。…

（86/815） 勝山市は日本を代表する化石の産地です。日本最初の恐竜化石もここで発見されました。勝山市には福井県立の恐竜博物館（自称世界三大恐竜博物館の一つ）があり、勝山市での目的地は迷うことなくそこに決めました。 博物館は山の斜面を利用して造…

（85/815） 福井市では一乗谷遺跡に行くことにしました。一乗谷は戦国大名の朝倉氏が本拠とした所で、福井市中心部から10kmほど離れた谷間にあります。 ここには最盛期には北の京都と言われるような町並みが広がっていたそうですが、朝倉氏が織田信長に滅ぼ…

（84/815） 坂井市ではえちぜん鉄道の終着駅三国港で降りてちょっと港を見た後、バスで東尋坊へ向かいました。 三国港は九頭竜川の河口にあります。 江戸時代に北前船の交易で栄えた三国湊は今の三国港よりもう少し奥にあったようです。 東尋坊は柱状節理の…

（83/815） えちぜん鉄道のあわら湯のまち駅を出るとそこはもうあわら温泉街です。でも私は長崎県で小浜温泉や雲仙温泉のような熱湯が噴き出したりが硫黄の臭いがするのが温泉だと思って育ったので、湯けむりも硫黄の臭いもしない温泉というのはピンと来ませ…

（82/815） 鯖江と言えばメガネです。日本国内で生産されるメガネフレームの90%以上が鯖江市で生産されているそうです。 そんな鯖江の目的地は当然ながらメガネミュージアムでした。駅の裏から真っ直ぐに伸びるメガネストリートの先にあります。でも1kmは遠…

（81/815） 今度行くことにした時まず「あれ武生市じゃなかったの？」と思いました。2005年に当時の武生市と今立町が合併して越前市になったようです。 新しい市の名称を決めるにあたっては「越前市」は少数意見だったのを当時の武生市長が強引に決めたよう…

（80/815） 福井県9市のうち小浜市を除く8市を周る旅に行って来ました。来年3月に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延びると、関西から福井・金沢への直通特急が廃止されるので、その前に行っておこうと思ったのです。 敦賀駅は来年3月の新幹線開業に向けて拡張…

（79/815） 奥入瀬から八甲田山へ。青森市街地からはずいぶん遠いのですが、八甲田山のロープウェイ側は青森市です。 ロープウェイ山麓駅に近いホテルで昼食の後ロープウェイ駅へ。前日の雨が嘘のような好天ですが風が強いとすぐ運休になるらしく、添乗員さ…

（78/815） 二日目の最初の目的地は十和田湖でした。十和田湖は当然十和田市にあります・・と思いますよね。でも十和田湖の湖岸の半分は秋田県小坂町です。途中でバスが越えた、十和田湖に流れ込む溝みたいな小さな川が県境になっています。ここまでは地理好…

（77/815） 大沼から八幡平温泉のホテルまでは雨の中。ホテルでやっている星空観察会も中止でした。 でも翌朝には晴れ間がのぞいていました。 八幡平の山の中には地熱発電所から上がる水蒸気が見えます。 ここから一路十和田湖を目指します。出発して間もな…

（76/815） このツアーの次の訪問地は八幡平大沼です。大沼は八幡平秋田県側の中腹、鹿角市のエリアにあります。このツアーはハイキングがメインイベントの旅行で、初日のハイキングが大沼一周の予定でした。 山を登るに連れて雨はどんどん強くなり、大沼に…

（75/815） ここからしばらく先日家内と行ってきた北東北旅行（パッケージツアー）です。2泊3日で訪ねたのは5市、シティハントの観点からは極めて効率の悪い旅です。 秋田空港に着いてまず向かったのは仙北市角館。武家屋敷の町並みで有名な所です。天気予報…

（74/815） 長野旅の最後は伊那谷の南の端にある飯田市です。ここから高速バスで名古屋に出て新幹線で京都に帰ります。 飯田市での行き先はすんなりと天竜峡に決まりました。何と言っても天竜川の名前がついた峡谷ですからつまらない理由はない。 私が駒ヶ根…

（73/815） 駒ヶ根市は中央アルプスと南アルプスが見えることを売りに、「アルプスが二つ映えるまち」をキャッチフレーズにしています。 しからばと駅の近くで二つのアルプスがきれいに見える場所をStreetViewで探して、見つけたのが大田切という無人駅の近…

（72/815） 伊那市街地を流れる天竜川は暴れ川のイメージはなく普通の都市河川風でした。この辺りまでは大きな支流の合流がなく流量が安定しているのでしょうね。 ２枚目背後の山並みは中央アルプスです。 川以外に何が無いかなと調べたのですが、駅の近くに…

（71/815） 岡谷市は長野県を代表する工業都市です。プリンター大手のEPSONもここが発祥地です。私にとって長野県には工業というイメージがなかったのですが、調べると都道府県工業出荷額は全国で10数位で意外に多いんですね。 でも長野旅3日目は天竜川をテ…

（70/815） 長野旅3日目は諏訪湖から天竜川に沿って下ります。まずは宿泊地の松本から40分ほどで諏訪市へ。 山側にある上諏訪駅の改札口は通学の学生でいっぱいでした。しかし跨線橋を渡って諏訪湖側に出ると人影はまばらでした。真っすぐ湖岸に向かいました…

（69/815） 長野旅2日目。心配していた天気は中野市までは保っていましたが、信州中野駅から飯山駅に向かうバスに乗った頃から降って来ました。そして天気予報通りかなり強い雨に。 予定ではこのバスを最寄りのバス停で降りて飯山城址に上るつもりでした。で…

（68/815） 中野市は志賀高原にスキーに行った時に通ったことがあるだけで、志賀高原の入り口の町という以上のイメージはありませんでした。いつも最初にチェックするトリップアドバイザーでも、行きたくなるようなスポットはありません。 次に Wikipedia を…

（67/815） 私はまだ独身だったある時期にスキーによく行っていて、その時に履いていたスキー板がスザカというブランドだったような記憶があります。須坂でどこに行こうかと考えた時それを思い出し、もしここで作られていたのなら縁の場所でもと調べたのです…

（66/815） 長野の旅2日目は長野県東北部の4市を回る予定でした。もともとはゆったりしたスケジュールだったのですが、前日の天気予報では午後は強い雨。急遽スケジュールを詰めて午後の早い時間までに4市を回ってしまうことにしました。 出発を1時間早くし…

（65/815） この旅は松本に2泊して、ここをベースに長野県を回りました。1日目は夕方松本に着くようなスケジュールにして、ホテルにチェックインする前に松本城に向かいました。 目的はもちろんライトアップされた松本城です。着いた頃はまだ薄明るく、観光…