日本全国まちめぐり

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長野県飯田市:シティハント長野県編

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長野旅の最後は伊那谷の南の端にある飯田市です。ここから高速バスで名古屋に出て新幹線で京都に帰ります。

飯田市での行き先はすんなりと天竜峡に決まりました。何と言っても天竜川の名前がついた峡谷ですからつまらない理由はない。

私が駒ヶ根駅から乗った普通列車は終着駅が天竜峡駅でした。ホームに着くと反対側には豊橋行きの接続列車が停まっていました。天竜峡駅には跨線橋は無く、ホームの端から駅舎があるホームに線路を渡ります。

ホームの端にいた駅員さんに出口は向こうですよねと確認すると、意外そうな表情で「降りるんですか?」と聞かれました。不安になって後ろを振り向くと他の乗客は皆接続列車に乗り換えていました。

駅を出ると天竜川はすぐでした。案内所に置いてあった地図をもらって歩き始めました。主要なスポットは右岸にあるようですが、楽しみは後に残して左岸から吊り橋を渡って一周するルートを行くことにしました。左岸に渡る橋から撮った天竜峡の最上流部です。

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遊歩道に入ると結構な坂道です。

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ところが登り切って少し下った所で通行止めの表示が。あわてて地図を見直すと手書きで加えられた☓印が有りました。そういえばここまで誰ともすれ違わなかったな。もっとちゃんと見ておけば良かった。

右岸に戻って改めて遊歩道へ。こちらは少ないながらも時々人に出会いました。右岸からの風景。

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ゆったりとした流れです。でも上から見ると緑ばかりで峡谷としての迫力に欠けるかな。船に乗って水面から見上げるとまた違った印象なのかも知れませんが。

個人的な印象では「大家の凡作」。創り手(天竜川)が有名なわりには作品はもう一つ。観光客がほとんどいないのも何となく頷けます。