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「北海道のさいはてを巡る」旅に来ています。夫婦で久しぶりのパッケージツアーです。
公共交通機関では周りにくい道東と道北を周る1週間のツアーを見つけて家内に言ったところ、普段のシティハントの旅には付き合わない家内が「これなら私も行く」ということになりました。
最初の訪問市は帯広市。ツアーですからどこに行くかは決まっていて、愛国駅と幸福駅でした。「愛の国から幸福へ」とある時期すごいブームになった駅です。
両方とも帯広と広尾を結ぶ広尾線にあった駅ですが、広尾線が廃線になってしまい、今は列車は走っていません。でも観光客目当てに駅だけは残され、公園として整備されています。
まずは愛国駅。駅舎は古くなって危険になったため、元の形のまま建て直されています。
ホーム側には蒸気機関車が置かれていますが、もちろん走ることはありません。
観光客は我々以外はごく少数でした。
次は幸福駅。
こちらは当時の駅舎が残っています。駅舎の中には幸福を願うピンクの貼り紙がビッシリ。
こちらは観光客が多く、駅前には売店もあります。観光客集めの勝負では圧倒的に幸福駅の勝利です。
この後ツアーは帯広市中心部のホテルで昼食を食べ、次の釧路市へ向かいました。