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天草市は2006年に二つの市と八つの町が合併して出来た市で、天草諸島の大部分を占めています。天草諸島には多くの島が有りますが、大きなのは天草上島と天草下島の二つで、二つの島の間が最も狭くなっている所に本渡と呼ばれる中心市街地があります。
これは二つの島を結ぶ橋の上から撮った本渡市街地で、離島らしからぬ大きな街です。
上島と下島の間にある本渡瀬戸は狭い所では幅が100mもない狭い海峡ですが、年間15000隻の船が通行する重要な航路になっていて、そこには珍しい橋があります。これがその橋です。
全長125mのうち58mが持ち上がる構造になっている可動橋で、歩行者二輪車専用橋です。橋は他にも有るのですが船を通すために路面が高く、歩行者や自転車の負担軽減のために造られました。
上がっているところを見たかったのですが、上がるのは一日の特定の時間だけで残念ながら見られませんでした。