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福井市では一乗谷遺跡に行くことにしました。一乗谷は戦国大名の朝倉氏が本拠とした所で、福井市中心部から10kmほど離れた谷間にあります。
ここには最盛期には北の京都と言われるような町並みが広がっていたそうですが、朝倉氏が織田信長に滅ぼされた時に徹底的に焼き払われ、その遺構は田畑の下に埋もれていました。
その後ここには町が造られなかったため、戦国時代の都市遺構がそっくり残る貴重な遺跡として、現在も発掘調査が続けられています。
遺跡の一角には遺構の上に当時の町並みが再現されています。
行ったのが朝だったので、朝倉館の堀が朝露に輝く素敵な風景も見ることが出来ました。