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柳川は九州では有名な水郷の町です。二本の一級河川筑後川と矢部川の三角州にあり、町中を大小の掘割が走っています。手こぎの川下り船に乗ってこの掘割を巡るのが柳川観光の定番なのですが、私はその船を撮るために敢えて歩いて回りました。
まずは駅に近い川下り船乗り場へ。
ここから川下りが始まります。
時は桜の季節、掘割の両側には桜並木が続き・・と言いたいところですが、実は桜は意外と少なくところどころにあるだけです。そういう所を選んで写真を撮っています。
ここは柳川城掘割水門。川下り船はこんな狭い所も通ります。
船は民家の裏や庭先も通ります。と言うより掘割はほとんどが家の裏を通っており、掘割に沿った道路はほとんどありません。例えば近くに見えている次の橋に行こうとしても、一旦家並みに入って回り道をする必要があります。歩数が思っていた以上に増えてしまいました。
掘割には十字路もあります。そこを曲がる川下り船。
ここで黒服の集団にも出会いました。
彼らは・・怪しい集団ではありません。近くのホールで歌った男性合唱団でした。これから打ち上げかな?
こんな広い掘割だけではありません。家々の間には細い掘割がたくさん通っています。
ここは船で行く観光客は決して見ることのない場所、歩き回るから出会える風景です。