日本全国まちめぐり

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愛知県あま市:シティハント濃尾平野編

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あま市もシティハントの計画をするまで名前も知らなかった市です。平成の大合併で誕生した市で、名前の「あま」は合併前の3町が属していた海部郡から採ったものだそうです。

写真スポットをどこにするかはあまり悩みませんでした。駅から近く国の重要文化財があるお寺、甚目寺(じもくじ)にしました。同名の駅から徒歩5分、楽勝です。

駅に近い方から入ると本堂横に出ます。本堂は1992年再建の新しい建物ですが、ここに最初にお寺が出来たのは奈良時代で、実際に天平時代の瓦が出土したそうです。

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本堂から境内を見ると、右に三重塔、正面奥に南大門が見えます。いずれも国の重要文化財です。

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これが三重塔。

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これが南大門。説明文によると源頼朝梶原景時を奉行として再建させたとあります。こんな所に梶原景時鎌倉時代の建物そのままなら国宝になっていてもおかしくないので、その後大幅な改修等が行われたのでしょうね。

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南大門の外には道が真っ直ぐに延びています。織田信長清洲攻めの時に通ったと伝えられています。

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あまり深く考えないで決めた写真スポットだったのですが、いろんな歴史が積み重なった場所だったのですね。