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安曇野市では碌山美術館に行きました。碌山って誰?と思いながらも穂高駅から近かったので。
目立たない佇まいの、小さな建物がいくつかある美術館です。入ってすぐ左に小さな教会風の建物があり、順路表示に従ってまずここに入りました。
目に入ったのがこれ。教科書か何かで見たことがある。
萩原守衛の「女」です。碌山とは萩原守衛だったのですね。「女」は明治以降に造られた彫刻では初めて国の重要文化財になった作品だそうです。
他にも荻原守衛の作品が並べられています。
別の建物には高村光太郎など、荻原と関係の深かった芸術家の作品が展示されていました。
庭を含めた美術館の空間自体が芸術作品と言えるような、派手さはありませんが落ち着いた美術館でした。