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塩尻市では奈良井を目的地にしました。奈良井は江戸時代の中山道奈良井宿の町並みが良く保存されており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
JR奈良井駅を出る100mで伝統的家並みが始まります。家並みはここから木曽越えの鳥居峠に向かう緩い上り坂に沿って800mほど続きます。大きな宿場町です。難所の峠越えを控えてここに宿泊する旅人が多かったのでしょうね。
写真を撮りながらゆっくり上って行くと同じ電車から降りた集団と一緒に進むことになるので、まず一番奥の神社まで抜けてしまうことにしました。これがその神社からの写真です。
駅に向かって下りながら撮った写真をランダムに。
中央本線には特急が1時間に1本走っていますが、奈良井駅には停まりません。次の電車は2時間後。そこで奈良井で昼食の計画にしていましたが、歩きながら探してもあるのは蕎麦の店ばかり。これから長野県で3日間過ごすので蕎麦は何度も食べるだろうと、それ以外の店を見つけて入りました。
奈良井宿は標高940mで下界に比べれば6℃ほど低い気温のはず。実際に日陰にいると暑さを感じません。昼食のお店で「涼しいですね」と言うと、「皆さんそうおっしゃいますが、ここに住んでいる人間からするとこれでも暑いです」と返って来ました。
