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千葉旅の最初の市は山武市です。山武は「さんむ」と読みます。降り立つ駅は成東、こちらは「なるとう」。どちらも一発では読めませんでした。ちなみに山武市は町村合併で出来た市で、山武という鉄道駅はありません。
町村合併で出来た市は行き先に困ることがよくあるのですが、山武市の目的地はトリップアドバイザーですんなりと決まりました。波切不動院です。
駅から最短コースで行くと山門の横に出ます。
後ろの山の中腹に本堂があります。
山門を抜けた所から見ると本堂は崖に築かれた石垣の上にあります。あそこまで上ると見晴らしが良さそうと期待して石段を登りました。
本堂からは成東の町が見渡せます。
海からは10km近く離れているので、太平洋は見えませんでした。
帰りは山門の正面の道を通りました。こちらから見ると山門と崖の上の本堂が重なって見えました。
駅に戻ってもまだ時間があったので少し駅前をぶらつくと石碑がありました。
伊藤左千夫の歌碑です。文学青年ではなかった私は名前くらいしか知りませんでしたが、伊藤左千夫は成東の生まれだったのですね。