(22/815)
次の目的地は山陽小野田市。でもこれといったポイントが見つかりません。
下関の海岸で夕日を見たあとですからもう夜。山陽小野田市内の厚狭か小野田の駅前で宿をとるつもりでStreetViewを見ていると、厚狭駅前に何やら大きな銅像が立っています。何だこれはと調べると三年寝太郎の像でした。
「三年寝太郎」は、寝てばかりいることから寝太郎と呼ばれる怠け者の男が、突然起き出し灌漑を成し遂げるという民話です。全国に様々なバリエーションの話が残されているようなのですが、どうもこの厚狭地区が本家のようです。
戦国時代の毛利家家臣、平賀清恒がモデルとされ、厚狭川には寝太郎堰と呼ばれる堰があるそうです。
写真は翌朝出かける前に撮ったものです。
まだ小雨が残る中、寝太郎は何を思って厚狭駅を見下ろしているのでしょうか。