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岸和田は泉州のイメージを代表する町です。隣の和泉市に長く住んでそれなりに愛着がある私でも、泉州を代表する町はと問われたら岸和田と答えます。
その岸和田を代表する祭りが岸和田だんじり祭りです。だんじり祭りは泉州で広く行われている祭りですが、岸和田のそれは規模でも荒っぽさでも別格です。岸和田の男はだんじりのために生きているとも揶揄されます。
祭りでは重さ4トンを越えるだんじり(山車)を、街中の広くはない通りを高速で引き回します。
岸和田だんじりの名物は何といっても急カーブして細い通りに突っ込んで行く「やりまわし」です。
最近は突っ込む少し手前で一旦停止させられてスピードが制限されるので、角の建物の一部がぶつかって壊れるくらいですんでいますが、昔はスピードを出したまま突っ込んでいたので、挟まれたりして亡くなる方が毎年のように出ていたようです。
だんじり祭りは夜も続きます。