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海津市は鈴鹿山脈の山麓から濃尾平野まで広がる市で、市役所などは平野部にあります。しかし唯一鉄道が通っているのは山麓部で、桑名と大垣を結ぶ養老鉄道がそれです。この鉄道が引かれた頃は、平野部はまだ田んぼに農家が点在するだけだったのでしょう。
海津市内にある5駅のどこにも駅近くには取り立てて名所もないようです。どこに降りようかと桑名駅から海津市役所へのルートを検索すると駒野駅経由だったので、市役所に行くわけではありませんが駒野駅で降りることにしました。駅前には市役所にも行ける1日数本のコミュニティバスの乗り場がありました。
駅を出ると山を背に緩やかな下りが平野の方角に続いています。ブラタモリ流に言うと恐らく扇状地地形です。町並みを抜け扇状地の先の川まで歩くことにしました。
川に出てしばらく川に沿って歩きました。揖斐川の支流津屋川です。のどかな田舎の風景です。こんな時一句詠めたら様になるのですが残念。勉強しようかな。
その川の写真と、どこにつながっているのか分からない歩行者専用橋と、駅への帰り道に出会った大きなお屋敷の写真を。