(111/815)
東金は江戸時代初期に徳川家康や秀忠がこの地の八鶴湖に鷹狩りに訪れ、東金御成街道や東金御殿が整備され、この地域の拠点都市として栄えたようです。
東金駅からもさほど遠くないので、その八鶴湖に行くことにしました。
意外と小さな湖です。江戸初期に東金御殿が造られた時に、元々あった池を広げて造られた人造湖のようです。今は市民の憩いの場となっています。
周回道路の脇に東金御殿跡という看板はありましたが、当時を偲ばせる物は残っていませんでした。
御殿跡からは少し離れた湖の畔に、由緒ありそうな建物がありました。
明治創業の老舗旅館で、建物の一部は国の登録有形文化財に登録されているようです。
池の周囲には300本ほどの桜が植えられており、開花時期には東金桜まつりが開かれるそうです。でも行った2月末にはまだ固い蕾でした。