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梅雨の合間を狙って岐阜羽島にやって来ました。夕方には雷雨の予報だったので、早朝出発で行けるところまで。
岐阜羽島駅は大阪から東京や名古屋との行き来で数百回通過していると思いますが、降りるのは初めてでした。新幹線ができたばかりの頃は周りに何も無く政治駅と話題になりました。駅前にその政治家大野伴睦の銅像が立っています。何故か夫婦像で。
時が経っていろんな関係者の話を総合すると、当時の国鉄は名古屋と米原の間に一つ駅を作ることは必要と考えていたようです。ただ地元が強く主張していた岐阜市に大回りするルートは避けたかった。そこで大野伴睦に頼んで、最短ルートの途中の田んぼの中に岐阜羽島駅を作ることで地元をまとめてもらったということのようです。
かく言う私も大野伴睦像を羽島市のネタにしようと思って調べるまで、大野が政治力で必要もない駅を作らせたと思い込んでいました。
新幹線開業から18年後に名鉄羽島線と新羽島駅ができ、岐阜市や愛知県北西部の都市と結ばれました。私もこの線を使って次の一宮市へ向かいます。
