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京田辺市は八幡市の南にあり、やはり大阪府と境を接しています。京田辺市では市一番の観光名所に行くことにしました。それは酬恩庵一休寺です。
一休寺?そうあの一休さんがいた寺です。と言っても子供の頃ではなく60歳過ぎてからです。一休禅師は兵火にあって衰退していた寺に草庵を結んで再興し、88歳で亡くなるまでここに住みました。一休禅師は京都大徳寺の住持となってからもここから通っていたそうです。
紅葉の季節は賑わっているようですが、行ったのは冬の平日の夕方、出会った観光客は二人だけでした。
これが入口の総門です。
総門から坂を上って曲がった所に一休さんの廟があります。
一休さんは後小松天皇の落胤と伝えられており、この廟も宮内庁の管理になっていました。
さらに進むと方丈があります。
方丈の庭は禅寺らしい落ち着いた造りです。
これが本堂です。
建物の多くは国の重要文化財ですが、庵(報恩庵)と称するように全体にコンパクトで地味な落ち着いたお寺でした。